当サイトは国土交通省・警察・JAF・日本自動車タイヤ協会(JATMA)など公的機関や団体の公開情報と、自動車・タイヤメーカーの公式情報をもとに編集部が独自に執筆しています。タイヤのサイズや指定空気圧、締め付けトルクは車種・年式によって異なるため、お乗りの車の取扱説明書や車体の表示で確認してください。冬用タイヤの規制やチェーン規制は道路・地域・時期で変わるため、お出かけ前に道路管理者や警察の最新情報を確認してください。記事内には広告を含む場合があります。
冬が近づいて、『今のスタッドレス、今年も使えるのかな。それとも買い替え時?』と迷っている方も多いはずです。
結論から言うと、スタッドレスタイヤの買い替え時期は「何年目」だけでは決まりません。プラットホーム(溝の50%の印)、ゴムの硬さ、年数の3つを見て、そこに次の車の予定を重ねて決めるのが確実です。
まずは4本のタイヤの横で製造年週の4桁の数字と、溝の中のプラットホームを見てみてください。この記事では、今年買い替えるか、もう1シーズン使うかを決める判断表を紹介します。
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スタッドレスタイヤの買い替え時期は何で決まる?
スタッドレスタイヤの買い替え時期は「プラットホームが出たか」「ゴムが硬くなっていないか」「使い始めて何年たったか」の3つで決まります。どれか1つでも当てはまれば、買い替えを考える時期です。
『スタッドレスは3年で替えるもの、って聞いたけど本当?』と思いますよね。
実は、何年で替えるという公的な決まりはありません。冬タイヤの買い替え時期は、タイヤの状態を見て判断するものなんです。
| 見るもの | 買い替えの目安 | 出典・案内 |
|---|---|---|
| プラットホーム | 出たら冬用としては使わない | JATMA(日本自動車タイヤ協会) |
| ゴムの硬さ | 硬くなると溝があっても効かない | タイヤメーカーのQ&A |
| 使い始めてからの年数 | 5年以上たったら店で点検 | JATMA |
| 製造からの年数 | 10年たったら溝があっても交換を勧める | JATMA |
| ひび割れ・傷 | コードに達するものは交換 | JATMA |
プラットホームは溝が新品時の50%になった印
JATMAは、残り溝が新品時の50%未満になった冬用タイヤは、冬用として使わないよう案内しています。
その目印がプラットホームです。タイヤの横にある矢印の先の溝の中にあり、すり減ると周りの面と同じ高さになって見えてきます。
タイヤメーカーも、新品から50%すり減った段階で雪や氷の上でのグリップが大きく落ちると説明しています。
ゴムが硬いと溝があっても効かない
タイヤメーカーは、ゴムが硬くなったら溝があっても十分な効きは得られないと説明しています。
ゴムは使っていなくても時間とともに油分が抜け、やわらかさを失っていきます。スタッドレスタイヤは夏タイヤより柔らかいゴムなので、硬くなると滑りやすくなるんです。
硬さは見た目では分かりにくいので、硬度計のある店で確かめてもらいましょう。何度を超えたら交換という公的な数値は見当たらないので、店の説明を聞いて判断するのが安心です。
年数は5年で点検、10年で交換が目安
JATMAは、使い始めて5年以上たったタイヤは店で点検を、製造から10年たったタイヤは溝が残っていても交換を勧めています。
ただ、JATMAは10年は目安であって使用期限ではなく、10年未満でも交換が必要な場合があると説明しています。
スタッドレスタイヤの寿命の考え方は、スタッドレスタイヤの寿命でくわしく紹介しています。

何年目に買い替える?年数の考え方
「何年目で買い替え」という公的な決まりはありません。年数は点検のきっかけと考えて、プラットホームと硬さを確かめた結果で決めるのがおすすめです。
『結局、何年目で替える人が多いの?』と知りたい方も多いですよね。
メーカーの中には、スタッドレスタイヤの寿命は一般的に3〜4年ほどと言われている、と紹介しているところもあります。ただ、これは使い方や保管で長くも短くもなる、という前提つきの説明です。
製造年週の見方
タイヤの横には、製造された年と週を表す4桁の数字があります。
JATMAによると、例えば「1220」なら、前の2桁の12が週(12週目)、後ろの2桁の20が年(2020年)です。
| タイヤの横の4桁 | 読み方 |
|---|---|
| 1220 | 2020年の12週目に製造 |
| 4523 | 2023年の45週目に製造 |
| 0326 | 2026年の3週目に製造 |
製造年週の見方は、タイヤの製造年の見方で紹介しています。
年数ごとに見ること
年数で区切って、何を確かめればよいかをまとめました。
| 使い始めてから | 見ること | 判断の例 |
|---|---|---|
| 1〜2シーズン | 溝の減り方、片減りがないか | 問題がなければ使い続ける |
| 3〜4シーズン | プラットホームまでの残り、ゴムの硬さ | 店で硬さを見てもらう |
| 5シーズン以上 | プラットホーム・硬さ・ひび割れ | JATMAの案内どおり店で点検 |
| 製造から10年 | 溝が残っていても | 交換を考える |
JAFは、タイヤ全般の交換の目安として、使い始めて4〜5年、走行約3万km、残り溝4mm以下を挙げています。夏タイヤも含めた目安なので、スタッドレスタイヤはこれに加えてプラットホームを見ておきましょう。
走る距離が少なくても、ゴムは時間とともに硬くなります。『あまり乗っていないから大丈夫』と思っていても、年数がたったら一度は店で点検してもらうと安心です。
今年買い替えるか、もう1シーズン使うかの判断表
「プラットホーム」「硬さ」「年数」「次の車の予定」の4つを並べると、今年買い替えるか、もう1シーズン使うか、車ごと考え直すかが決めやすくなります。
『どれも少しずつ気になって、決めきれない』ということもありますよね。
そこで、4つの材料を並べた判断表を作りました。自分のタイヤと車の状況に近い行を探してみてください。
| プラットホーム | ゴムの硬さ | 年数 | 次の車の予定 | 判断の目安 |
|---|---|---|---|---|
| まだ余裕がある | 店で問題なし | 4年以内 | 当分乗る | もう1シーズン使う |
| もうすぐ出そう | 店で問題なし | 4年以内 | 当分乗る | 今シーズン使い、来年に向けて準備する |
| 出ている | どちらでも | どちらでも | 当分乗る | 今年買い替える |
| まだ余裕がある | 硬くなっている | どちらでも | 当分乗る | 今年買い替える |
| どちらでも | どちらでも | 5年以上 | 当分乗る | 店で点検し、結果で決める |
| 出ている・硬い | どちらでも | どちらでも | 1〜2年で乗り換えるかも | 次の車に流用できるか先に確かめる |
| 出ている・硬い | どちらでも | どちらでも | 車検や修理の費用も重なる | 今の車を売る(買取店に売る)ことも含めて考える |

判断に迷った時は
表のどの行にも当てはまらない、ということもあるかもしれません。
そんな時は、タイヤ店で溝とゴムの硬さを見てもらいましょう。点検の結果を聞いてから決めても、冬に間に合うように早めに動けば十分です。
- 4本ともプラットホームまでどのくらい残っているか
- ゴムの硬さは今シーズン使えそうか
- ひび割れや傷で気になる所はないか
- 片減りがあれば、その原因は何か
4本そろえて買い替えるのが基本
JATMAは、全部の車輪を同じサイズ・種類・カテゴリーのタイヤにするよう案内しています。性能の違うタイヤを混ぜると、操縦性や安定性が損なわれることがあるからです。
タイヤメーカーも、スタッドレスタイヤは同じ商品ブランドのものを全輪に付けるよう案内しています。『2本だけ替えて安く済ませよう』とは考えないほうが安全です。
自分でできる点検の方法は、スタッドレスタイヤの寿命の見分け方で紹介しています。
冬タイヤの買い替え目安を見落としやすいケース
保管していただけのタイヤや、中古で買ったタイヤ、片減りしているタイヤは、買い替えの目安を見落としやすいです。見た目の溝だけで判断しないようにしましょう。
『溝はたっぷりあるから、まだまだ使える』と思っているケースほど、注意が必要なこともあります。
長く保管していただけのタイヤ
JAFは、ゴムは紫外線・熱・オゾンなどの影響を受けやすく、使わずに保管していても劣化が進むことがあると説明しています。
一方で、適正に保管された新品のスタッドレスタイヤは、2シーズンか3シーズンは同じ性能を保つことが業界の試験で確かめられています。保管の仕方で差が出るということですね。
中古で買ったタイヤ
中古のタイヤは、いつから使い始めたかが分からないことが多いです。
製造年週の4桁を確かめて、プラットホームと硬さを店で見てもらいましょう。使い始めた時期が分からない分、早めの点検を心がけるのが安心です。
片減り・ひび割れがあるタイヤ
JATMAは、ひび割れがタイヤ内部のコードに達していなければ使い続けられる一方、コードに達していれば交換が必要としています。判断に困ったら販売店に相談するよう案内しています。
溝の深さを1か所だけ見て安心してしまうことです。内側だけ減っている、1本だけ減っている、ということもあります。4本すべて、内側と外側の両方を見てください。
走る道で見る所が変わる
同じ年数でも、どんな道を走るかで、買い替えの判断で重く見たい所が変わります。
| 冬の走り方 | 特に見たい所 | 理由 |
|---|---|---|
| 雪の多い地域で毎日走る | プラットホーム | 溝の減りが早く、雪の上の効きに直結する |
| 雪は年に数回だけ | ゴムの硬さ・年数 | 溝は減りにくいが、時間とともに硬くなる |
| 冬に峠や高速を走る | 溝・硬さの両方 | 凍った坂や長い距離で差が出やすい |
雪の少ない地域では、溝はたっぷり残っているのに年数だけがたっている、ということがよくあります。『溝があるから大丈夫』と思わず、硬さも見ておきましょう。
スタッドレスタイヤの買い替え時期でよくある相談
知恵袋では「プラットホームと同じ高さまで減ったら替え時?」「2020年製造はもう買い替え?」「5年で買い替えと聞いた」という相談が多く読まれています。答えはどれも、印と硬さと年数をあわせて見ることです。
ここでは、スタッドレスタイヤの買い替え時期について多く読まれている相談を要約して紹介します。
「プラットホームと同じラインまで減ったら替え時ですか?」
プラットホームの意味がよく分からず、どこまで使えるのか迷っている、という相談です。
答えは「はい、冬用としてはそこが限度」です。プラットホームが周りと同じ高さになったら、冬用タイヤとしては使いません。
JATMAは、プラットホームが出たタイヤでも、スリップサイン(残り1.6mm)が出るまでは夏用として使えると案内しています。ただ、雨の日の止まりにくさは残るので、夏用として使う時も速度は控えめにしましょう。
「2020年製造のスタッドレス、さすがに買い替え時期ですか?」
製造から何年もたっているので、そろそろ替えたほうがいいか、という相談です。
年数だけで決めず、プラットホームと硬さを見てください。製造から年数がたったタイヤは硬くなっていることもあるので、店で硬さを確かめてもらうと判断しやすくなります。
『まだ溝があるのにもったいない』と感じる方もいますよね。ただ、硬くなったスタッドレスタイヤは、氷の上で効きにくくなります。
「タイヤは5年で買い替えとよく聞きますが本当ですか?」
5年という数字の根拠が知りたい、という相談です。
JATMAの案内は「使い始めて5年以上たったら点検」です。5年たったら交換しなければいけない、という意味ではありません。点検して問題がなければ使い続けられますし、5年未満でもプラットホームが出ていれば買い替え時です。
- 4本のプラットホームを見た
- 店でゴムの硬さを確かめてもらった
- 製造年週の4桁を見た
- 次の車の予定(乗り続けるか、乗り換えるか)を考えた
買い替えの時期と買うタイミング
買い替えると決めたら、雪が降る前に余裕を持って準備するのが基本です。値段は商品・店・時期で変わるので、複数の見積もりを比べて決めましょう。
『スタッドレスタイヤは安い時期に買い替えたい』という方も多いですよね。
スタッドレスタイヤの値段は、商品・サイズ・店・時期で大きく変わります。この記事では相場の金額は出しませんが、比べ方は次のとおりです。
| 比べる項目 | 確かめること |
|---|---|
| タイヤ4本 | 同じサイズ・同じ条件で見積もる |
| ホイール | 今のホイールを使うか、セットで買うか |
| 組み付け・バランス | 見積もりに含まれているか |
| 古いタイヤの処分 | 引き取ってもらえるか、費用はかかるか |
| 製造年週 | 届くタイヤの製造時期を聞いておく |
JAFは、新品で買った時点で製造から1〜2年たっていても、保管環境が適切なら過度に気にする必要はないと説明しています。
雪が降り始めると、店も履き替えの予約も混み合います。冬の前に早めに見積もりを取っておくと、落ち着いて選べますよ。
買うタイミングの考え方は、スタッドレスタイヤが安い時期はいつ?でくわしく紹介しています。
古いタイヤの処分も考えておく
買い替える時は、外した古いタイヤをどうするかも決めておきます。
JATMAによると、タイヤを買う時に、不要になったタイヤを販売店に処理費を払って引き取ってもらうのが一般的です。自治体によって、家庭のごみとして収集しない所もあれば、有料で引き取る所もあります。見積もりの時に、引き取りの有無もあわせて聞いておくと安心です。
車ごと手放すなら:タイヤの買い替えと車の今後をあわせて考える
スタッドレスタイヤの買い替えに、車検や修理の費用が重なる時は、タイヤにお金をかける前に「この車にあと何年乗るか」を考えておくと、ムダが少なくなります。
『タイヤを新しくした直後に車を手放すことになったら、もったいない』と思いますよね。
例えば、こんな会話になることもあります。
「スタッドレス、今年替えたばかりなのに」
「次の車、ホイールのサイズが違うみたい」
スタッドレスタイヤは、次の車でホイールの穴の数や位置、サイズが合わないと、そのまま使えないことがあります。
| 選択肢 | 向いている状況 | 先に確かめること |
|---|---|---|
| タイヤを買い替えて乗り続ける | 当分は今の車に乗る | 見積もりと買う時期 |
| 今のタイヤでもう1シーズン | プラットホームと硬さに余裕がある | 店での点検結果 |
| 乗り換えに合わせて買う | 1〜2年以内に乗り換える予定 | 次の車のタイヤサイズ |
| 今の車を売る(買取店に売る) | タイヤ・車検・修理の費用が重なる | 今の車の相場 |
費用と今の車の価値を比べる
タイヤの買い替えに、車検や修理の費用が重なる年は、出ていくお金が大きくなります。
その合計と、今の車の価値を並べてみると、乗り続けるか手放すかを考えやすくなります。車を手放す時は、販売店の下取りだけでなく、買取店に売る方法もあります。複数の店の査定額を比べると、今の車の相場が分かりますよ。
スタッドレスを付けたまま売るか、外すか
スタッドレスタイヤを付けたまま売るか、外して夏タイヤに戻してから売るかは、次の車で使えるかどうかで考えます。
次の車にサイズが合うなら、外して持っていく方法もあります。合わないなら、付けたまま査定してもらうか、別に売るかを店に相談してみてください。
付けたまま売る場合の考え方は、スタッドレスタイヤ付きで車を売るとどうなる?で紹介しています。
売る時に気をつけたいこと
国民生活センターは、査定の場ですぐに契約せず一度冷静に考えること、キャンセルの条件を契約書で確かめることを勧めています。車の売却はクーリング・オフの対象外です。
知っている修復歴や事故歴は、査定の時に伝えておきましょう。日本自動車査定協会の査定の考え方では、タイヤの残り溝がスリップサイン(1.6mm)以上あることも標準の状態の一つになっています。
タイヤを新しくした直後に、車の買い替えが決まってしまうことです。タイヤを買う前に、次の車の予定と、そのスタッドレスが流用できるかを一度考えておきましょう。
車の買い替え時期そのものは、車の買い替えは冬前と冬明けどっちがいい?で紹介しています。
新しい車に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
新しい車への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。
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ポイントは「今の車をどう手放すか」です。
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スタッドレスタイヤの買い替え時期の目安は?
プラットホームが出た時、ゴムが硬くなった時、使い始めて年数がたった時が目安です。年数だけで決めず、店で溝と硬さを確かめてもらうと確実です。
スタッドレスは何年目に買い替えますか?
何年目という公的な決まりはありません。JATMAは使い始めて5年以上で点検、製造から10年で交換を勧めています。
冬タイヤの買い替え時期はいつがいいですか?
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プラットホームが出たスタッドレスはどうすればいいですか?
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次の車に流用できるかを先に確かめましょう。合わない場合は、乗り換えの時期に合わせて買うほうがムダが少なくなります。
まとめ
- スタッドレスタイヤの買い替え時期は、プラットホーム・ゴムの硬さ・年数で決まる
- 「何年目で買い替え」という公的な決まりはない。年数は点検のきっかけ
- JATMAは使い始めて5年以上で点検、製造から10年で交換を勧めている
- 判断表で、今年買い替えるか、もう1シーズン使うかを決める
- 車検や修理の費用も重なる時は、車を売る選択肢も含めて考える





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